シンガポールの歴史
シンガポールの語源のシンガプーラは「ライオンの町」を意味します。「シンガ」はサンスクリット語でライオン、「プーラ」は都市や町を意味します。14世紀にスマトラの王子がライオンらしきものを島の海岸で見つけたという伝説からこの名前が来ています。
1819年にイギリス人サー・トーマス・スタンフォード・ラッフルズがシンガプーラに上陸し、アジア周辺へのアクセスの良さからこの地に新たな港を作る事を決め、シンガプーラという名前を、より英語で呼びやすいシンガポールという名前に変えました。
この写真はシンガポールに立っているサー・トーマス・スタンフォード・ラッフルズの白い像です。
この像の下のプレートには最初に上陸した日である1819年1月28日が書かれています。
その後しばらくイギリスの統治が続きます。
1942年から約3年半の間、シンガポールは日本の統治時代がありました。その際、シンガポールという名称ではなく沼南島と呼ばれていました。
第二次世界大戦後、再びイギリスの統治下に戻り、1959年にリー=クアンユーを首班とする自治政府が成立、1963年にマレーシアに加わりその一州として独立。そして1965年にマレーシアと分離し、単独の主権国家となりました。
シンガポールの地理
シンガポールは日本から飛行機で7時間、マレー半島の先にある島国。アジアの国の中では日本からは遠い国です。
シンガポールの面積は約720平方キロメートルで東京23区とほぼ同じです。
シンガポールの人口
人口は563万人(2022年)
シンガポールの民族
中国系(74.1%)、マレー系(13.6%)、インド系(9.0%)その他(3.3%)(2022年)
シンガポールの言語
国語はマレー語。公用語として英語、中国語、マレー語、タミール語も話されています。
シンガポールの特徴
シンガポールは交通の要所にあることがここまで成長した大きな要因の一つですが、もう一点、意外に知られていないもう一つ大変重要なことがあります。それは何だと思いますか?
この国には全く地震がありません。過去にも一度も大きな地震だけでなく、小さな地震も全くなかったそうです。これは投資先としては大きな安心材料ではないでしょうか。